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柿右衛門色絵応龍文陶板

江戸時代・17世紀(延宝年間)

径23.5cm 高5cm

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京都・西本願寺境内に、延宝5年(1677年)建立された転輪蔵(経蔵)の腰壁に、これと同種の陶板312枚が貼られ、今なお創建当初より伝世している。これらの陶板には、団龍文と応龍文の2種類あるが、この作品は四隅に唐草文、中央に翼を広げて飛ぶ応龍文を鮮やかな絵付と勢いのある筆致で描いている。この種の陶板は、元来奉納品として制作されたものである為、西本願寺以外に伝世している作品は非常に少なく貴重であるといえる。